※ 菊地理恵、荒木亜矢子はダブルキャストとなります。※ 菊地理恵の出演は1月28日(土)18:00〜/1月29日(日)13:00〜
※ 荒木亜矢子の出演は1月27日(金)19:30〜/1月28日(土)13:00〜となります。
音楽/菅谷昌弘 楽曲演奏/中村明一(尺八)、八木美知依(十七絃箏) 舞台美術/小池博史、福島直美 オブジェ/田中真聡、松島誠、宮木亜弥
ライトオブジェ/森脇裕之 映像/佐々木成明 衣装/浜井弘治 照明/関根有紀子(ぐれこはうす)音響/深澤秀一 舞台監督/阪野一郎 装置/松村望
「SHIP IN A VIEW とは?」
ベネチアビエンナーレからの招聘をうけ、1997年に公演を行った「船を見る」を海外ツアー用に作り直した本作。ニューヨークのブルックリン・アカデミー・オブ・ミュージック・オペラハウス(BAM)を始めとして、公演
は北米・南米・ヨーロッパ・アジアと世界中を巡っている。
毎年再演の声がかかるパパタラ不朽の名作
作品概要
海と横町の物語
1960年代、日本が高度経済成長にさしかかってきた頃、さまざまな産業が混沌として並び立っていた工業港湾都市をイメージした作品。海をはじめとする豊かな自然と、林立する工場といった人工的なものとでしひめく町に育った少年にとって「船」は、その町と外の世界を繋ぐもの、外の世界への出口でもあった。
ノスタルジーと苦渋に満ちた海辺の町の情景を、詩情をたたえてコラージュしつつ、人間の内にある満たされない脱出願望を「船」に託してえがいている。
レビュー
ガッゼッティーノ紙 パオラ・ブルーナ著 (イタリア)
小池博史は飛び抜けた発想で東洋的なものと西洋的なものを組み合わせ、視覚的にも感情的にも衝撃的な、独自の言語を創造していることが伺えた。ダンサーの動作は分析されているようであり、それは魅惑的、且つ詩的なエネルギーによって、なお一層顕著に現れているようであった。奇抜な発想でそれらを独自に再構築し、ダンスシアターの持つ激しい現代性と、伝統的な日本の能が備えた様式美の象徴性とを見事に統合している。
モルゲンポスト紙 ザビーネ・クエノート著(ドイツ)
パパ・タラフマラの印象は言葉では言い表せない程であった。魅了、不思議さゆえの一種のとまどい、そして、心地よい恍惚感。パパ・タラフマラの特色は、視覚に訴えかけることだ。しかし、それは、具体的な事象を認識させるというよりは、むしろ現実の枠組みの外で芸術を表現したものと言えよう。嵐のような喝采を浴びた。
a.m.グナファトGto紙 ルイス・メサ著 (メキシコ)
冷たさや厳しさがあるにもかかわらず、その内容、ダンサー達の眼差しに溢れ出る繊細なもの、微笑み、またはしかめ面、そしてそこに存在することを分からせ、実際に示さずとも暗示していることによって、感動的なほどの激しさを感じずにはいられない。
ヌオバ・ベネチア紙(イタリア)
「Ship in a view」はベネチアビエンナーレの2002の中でも極めて美しいパフォーマンスの一つであり、1999年以来の最も優れた作品である。
※ 初演:2002年7月テアトロ・ピッコロ・アーセナル(ベネチア)
これまでの上演歴
1997年 |
4月 |
「船を見る」セゾン劇場 | (東京) |
2002年 |
7月 |
テアトロ・ピッコロ・アーセナル | (ヴェネチア) |
2003年 | 10月 | テアトロガレリア |
(グアダラハラ) |
10月 |
オーディトリオデルエスタード | (グァナファト) | |
10月 |
ジェリオカスティーロ劇場 | (メキシコシティ) |
|
11月 | SESCヴィラマニアーナ | (サンパウロ) |
|
2004年 |
6月 | マカオカルチャーセンター | (マカオ) |
10月 |
バイアムシアター | (ピッツバーグ) |
|
2005年 |
9月 | ソウルアーツセンター・トウルシアター | (ソウル) |
2006年 | 2月 | UCLA ロイスホール | (ロサンゼルス) |
2月 | ナショナルシ・アーツ・センター | (オタワ) | |
2月 | ハーバー・フロント・センター | (トロント) | |
2月 | パワー・センター | (アナーバー) | |
2月 | ウェクスナー・センター・フォー・ジ・アーツ | (コロンバス) | |
2007年 | 11月~12月 |
ブルックリン・アカデミー・オブ・ ミュージック・オペラハウス |
(ニューヨーク) |
2009年 | 2月 | イェルバブエナ・センター・フォー・ジ・アーツ | (サンフランシスコ) |
2010年 | 4月 | アダナステイトシアター | (アダナ) |
上演時間 90分(休憩なし)
SHIP IN A VIEW 上演時間 約90分 (休憩なし)
2012年1月27日(金)-29日(日)
<出演>小川摩利子 松島誠 白井さち子 関口満紀枝 あらた真生 池野拓哉
菊地理恵 橋本礼 南波冴 荒木亜矢子 / 縫原弘子 開 桂子
ヤン・ツィ・クック
※菊地理恵/荒木亜矢子はダブルキャストとなります。
未就学児童のご入場はご遠慮頂いております。
<会場>シアター1010(足立区芸術劇場)-北千住駅 西口直結
※29日のS席は完売致しました。(A席、B席はまだございます)
※28日のB席は完売致しました。(S席、A席はまだございます)
●前売S席=8,700円
書籍・ロング グッドバイ ―パパ・タラフマラとその時代〈青幻舎より刊行〉付き
●A席 一般=5,500円
●A席 学生・65歳以上・身障者割引=4,800円
●B席 一般=4,200円
●B席 学生・65歳以上・身障者割引=38,00円
※当日券:各券の500円増
※全席指定席 ※全公演前にプレトークあり
SHIP IN A VIEW
@シアター1010 1月27日(金)
1月28日(土)
1月29日(日)
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13:00▲★
13:00△★
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18:00△★
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19:30▲
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△菊地 ▲荒木出演
★…終演後アフタートークあり
【28日(土)】13:00〜 葛西薫 (アートディレクター)
18:00〜 是枝裕和(映画監督)
【29日(日)】天童荒太 (作家)
主催:パパタラ ファイナルフェスティバル実行委員会 SAI Inc.企画・制作:SAI Inc.
協賛:有限会社あきゅらいず美養品、フィントレーディング株式会社、免許とるネット
助成:アジアン・カルチュラル・カウンシル(ACC) 協力:公益財団法人 セゾン文化財団
【チケットに関するお問い合わせ】
パパ・タラフマラ 制作部 TEL: 03-3385-2066 E-MAIL:ticket_fes@pappa-tara.com