作品紹介

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音楽/リュウ・ソーラ、菅谷昌弘、小川摩利子、松島誠 衣装/浜井弘治 照明/関根有紀子(ぐれこはうす) 音響/大竹博 舞台監督/中原和樹

【こちらの公演は終了致しました】                

パパタラ最小規模作品 5年ぶりの再演

作品概要

それぞれの『島』を抱えた男女の、最もシンプルで、最も美しい作品。
国境、地理的差異、人種、性別、言語、家族などさまざまな“国境”をテーマとする「 島」シリーズの原点となる作品。 何もない舞台に登場人物が二人だけという、パパ・タラフマラ最小規模の作品であり、台詞の多用、ヴォイス表現に重点をおいている点でも他の作品とは大きく異なる。 禁欲的なまでにシンプルな舞台に男と女がそれぞれの幻影を描き、物語を生み出していく。

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この作品は、ガルシア・マルケスの「大きな翼のある年老いた老人」をモチーフにした、翼があると思い込んでいる男と、小池の創作による、妄想から分身の美少女を生み出してしまう老女の物語が渾然一体となった作品である。それぞれの物語が、あるときは一つに交わり、あるときは完全に 独立した形で舞台上を進行していく。外の世界を求める妄想と内にとどまろうとする妄想とが、彼らの立っている「島」という孤立した空間をあぶり出す。
ステージには男が一人、女が一人立っている。無音の中を二人が静かに動き出す。 男は見えない翼をはばたかせ必死に飛ぼうと試みては落下してうずくまる。女は見 えない誰かに向かって語りかけている。二人の動きは時に重なりながらすぐに離れて しまう。互いに相手を求めながら繰り返されるすれ違い。 幻影を追い求める孤独な二人の距離が空間をつくり出す。言葉にならない歌が二人 の心から絞り出される。響き渡る声による交感。哀切さを残し、声が空の彼方へと投げかけられる。

これまでの上演歴

1997年

10月 @国立芸術学院フェスティバルシアター (台北)
1998年
10月-11月
@香港カルチャルセンター スタジオシアター  (香港)
 1999年 11月 @名古屋文化小劇場  (名古屋)

11月
@神戸アートビレッジセンター  (神戸)
  11月 @イムズホール  (福岡)
 2001年 4月  @かめありリリオホール (東京)
2004年 9月  @スタジオサイ  (東京)
  10月 @マサチューセッツ・ユニバーシティー  (マサチューセッツ)
    @シアターラボ  (リバーサイド)
2006年 2月 @ジャパンソサエティー  (ニューヨーク)


上演時間 60分(休憩なし)

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島~ISLAND  上演時間 約60分 (休憩なし)
2012年1月13日(金)-15日(日)
<出演> 小川摩利子 松島誠

未就学児童のご入場はご遠慮頂いております。
<会場>森下スタジオCスタジオ-森下駅下車A6出口より徒歩5分
  ●前売一般=3,500円
  ●学生・65歳以上・身障者割引=3,000円
  ※当日券:各券の500円増 

※全席指定席 ※全公演前にプレトークあり

島~island
@森下Cスタジオ
 1月13日(金)  1月14日(土) 1月15日(日)
- 13:00  13:00 
- 18:00  18:00    
19:30 - -

★…終演後アフタートークあり
【14日(土)】13:00〜 山下洋輔 (ジャズピアニスト)
18:00〜 佐伯 剛 (風の旅人 編集長)
【15日(日)】13:00〜 片山正夫 (公益財団法人セゾン文化財団 理事)

主催:パパタラ ファイナルフェスティバル実行委員会  SAI Inc.企画・制作:SAI Inc.
協賛:有限会社あきゅらいず美養品、フィントレーディング株式会社、免許とるネット
助成:アジアン・カルチュラル・カウンシル(ACC) 協力:公益財団法人 セゾン文化財団

【チケットに関するお問い合わせ】
パパ・タラフマラ 制作部 TEL: 03-3385-2066  E-MAIL:ticket_fes@pappa-tara.com