パパ・タラフマラの「僕の青空」

 

初演 2006年9月 ザ・スズナリ


果てしなく広がる青空の果てに待っているのは、絶望か希望か…。登場するのは、儚く、切なく、いとおしい3人の男と、1人の女。
大人のための"ロードムービー"ならぬ"ロードプレイ"なステージ。
演出家小池博史自らもステージにたつ意欲作。

 

僕の「青空」は苦い。さわやかでありつつ、苦かった。青は強い青だ。水色ではなく、藍に近い青で、際限なく移ろうイメージがある。
旅。破壊。孤独。愛。たくさんの歌。声。呼吸する袋状のカラダ。破壊。文明社会。また、旅。空の青み。空の青が落ちてくる。時間が降ってくる。笑う。おかしなミュージカル風迷宮のコメディ。そして、僕の中の新奇。
—小池博史

■ 作・演出:小池博史
■ 舞台監督:小鳩くるみ
■ 照明:関根有紀子
■ 音響:江澤千香子
■ 音楽:松本淳一
■ オブジェ:松島誠、佐藤千秋
■ 小道具:山口百合子
■ 衣裳:久保薗美鈴
■ 宣伝美術:葛西薫 安藤隆 堀内恭司
■ 出演 小池博史、松島誠、池野拓哉、菊地理恵